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単身赴任が長いと夫婦関係にも溝が生まれやすい?
浮気や不倫などの逃げ道を未然に防ぐ方法
1、時間ともにメンタル的な余裕がなくなってくる
昨今、お勤めの方であれば出張や転勤は当たり前、しかも子どもの学校の都合など家族一緒に転勤先について行くのが難しく、夫が単身赴任になるということが多いのが実情かと思います。会社からある程度の手当ては出ていたとしても、自宅に帰ってくる頻度は低下し、どうしても夫婦間の距離が離れてしまうのは致し方ないこと。夫は慣れない環境の中で仕事をし、これまで妻に任せていた掃除や洗濯などの家事も一人でこなさなければならなくなります。一方の残された妻や子供たちも、留守を守るというプレッシャーのほか、話し相手がいなくなる寂しさなど、メンタル的な部分での負担が増えることで、夫婦二人でいた時には感じなかった負担を少しずつ感じてくるのではないでしょうか。最初はお互いに一生懸命気を使いあったとしても、時間ともに余裕がなくなったり、頼れる身近な異性に依存してしまったりして、夫婦関係に溝ができやすい環境であることは言うまでもありません。
2、寂しさから来る浮気を未然に防ぐには
特に夫側は、馴れない場所での一人ぼっちの生活となりますので、どこかしらに逃げ道を作りたくなる傾向があります。特に20~30代など性的欲求が旺盛であれば、その処理の問題もありますのでなおさらです。電話やメール等でのコミュニケーションも大切ですが、やはり肉体的なスキンシップも重要。ただ自宅に帰ってくるのを待つだけではなく、時には単身赴任先に行くくらいの気持ちは最低限必要です。妻側からしても「私の話を聞いて欲しい」などの欲求があるかと思いますが、自身の欲求ばかり押し付けてしまうと、せっかく久々に一緒に過ごせる時間も相手にとってストレスとなりやすく、そうした状況が続いてしまうとやはり浮気に走りやすくなります。夫のことを思いやり、気持ちにゆとりを持って優しい言葉で接してみてください。ほんの少しの気遣いで単身赴任は乗り切れるものです。お互いに相手を思いやる心を忘れないようにしましょう。
3、子供がいるとコミュニケーションが取りやすい
お子様がいるご夫婦であれば、夫の観点からは「子供の顔が見たい」、妻の観点からは「夫に話を聞いてほしい」などの要望や欲求が芽生えますので、それが定期的に自宅に帰るというモチベーションにつながるきっかけになります。お互いに仕事や家事・子育てに疲れてコミュニケーションも取りにくくなってきますので、うまい具合に子供の存在を利用することも大切です。「子供が話を聞いてほしいといってるから帰ってきて」と言ってあげるだけで、夫にとっては必要とされているという衝動に駆られますし、お子様がまだ小さければ「子供の寝顔を見たい」「子供と遊びたい」と思うのが自然です。単身赴任先から一時的に帰っているタイミングは、例えば毎月何日という固定的にスケジュールを決めるのではなく、定期的なコミュニケーションの中で「次はいつ帰るの?」と夫の帰宅を心待ちにしているような言葉を添えると夫婦の気持ちが近づきます。負担になるようなことは極力軽減してあげることで、夫も快く妻の愚痴や話を聞いてくれるようになります。
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