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夫婦関係における共依存からの改善

夫婦関係における共依存からの改善

皆さんは「共依存」をご存知ですか?
「依存症」と呼ばれるものは世の中にたくさんあります。お酒に依存するのがアルコール依存、賭け事に大金をつぎ込んでしまうのがギャンブル依存、物欲のままにブランド物のバッグや洋服を次から次へと買い込んでしまうのが買い物依存。これらと同様に簡単に言うと「人」に依存され、さらに「依存されるという状態に依存」するのが共依存です。

なかなか理解が難しい共依存という状態ですが、以下のような行動は共依存状態の代表的な例のひとつです。

1、共依存の代表的な例

2、自分を求めてくれることに価値を見出す

夫婦関係で言いますと、たとえばギャンブル依存症で給料を全て賭け事につぎ込んでしまう夫と、パートで家計を支えている妻がいたとします。夫は「自分のせいでキツイ暮らしをさせて申し訳ない」「感謝している」など言葉を口にしますが、それに依存してギャンブルをやめることができません。そして妻は、そのような相手からの言葉に自分の存在価値を見出し、それが欲しいがために「あなたはそのままでいいのよ」と夫を支えます。しかし、夫はますますギャンブル依存から抜け出すことができず、妻とともに共依存の生活が延々と続く悪循環に陥るのです。

3、この男は私と一緒にいないとダメになる?

共依存になりやすい人は、自分が持っている価値を自分で認めることができず、そのためか自分自身を愛することができません。ですが、そのままでは存在意義が薄くなり生きにくくなっていきます。それを回避しようとして夫に尽くし、常に相手が自分を必要としてくれるように過度な愛情を注ぐようになるのです。「この男は私と一緒でないとダメになる」などと思い込んでしまうのが典型例です。当然ながら、尽くされる夫は居心地が良いので妻を必要とし、妻は自分が必要とされることで自身の価値を見出して欲求が満たされます。しかしこれは、今後延々と夫が自分に依存してくれなければ満たされないもので、いずれ経済的にも精神的にも立ち行かなくなってしまいます。

既にこうした状況になると、それが悪いことやおかしなことという認識がなくなってしまうため、状況改善には心理カウンセラーなどのアドバイスが必要になります。また、仮に他にもっと尽くしてくれる女性が現れ、夫が妻のもとを去ったりしたときに正気に戻ったり、初めて気づいたりすることもありますが、早めに第三者のから客観的な意見と改善法を教えてもらい、自分自身の価値を他のところで見出していくことが改善の第一歩になります。

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