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「うつ」に陥らないための夫婦間の助け合い
長年に渡る夫婦生活には様々な出来事があり、全てにおいて円満な関係が維持できるというわけではなく、時には解決が困難な問題が生じたり、苦難に直面することがあって当然です。夫の浮気や妻の不倫など夫婦関係に直接ひびを入れる問題はもちろん、仕事上の転勤や人間関係でのトラブル、職場のパワハラなどで精神的に追い詰められることにより、夫婦関係がギクシャクして離婚に至ることも少なくありません。こうした夫婦間の苦難をどのように乗り越え、いざというときに助け合えるかどうか!?日頃から良好な関係を築いておきたいものです。
1、過度な不安やストレスがうつの引き金に
「うつ病」という言葉をよく耳にすると思いますが、実際に症状を自覚する人は少なく、なんとなく不安やストレスで眠れなかったり、イライラしたりと感じることはあっても、自分はうつとは無関係だと思う人の方が多いのではないでしょうか。職場でのストレスのほか、夫婦関係による悩みや不安など、ストレスは現代社会において避けて通ることはできませんが、その状態が続くと精神状態が落ち着かなくなったり、食欲が低下したり睡眠時間も短くなったりと、日常生活にも支障をきたして来ます。こういう状態であれば、早めに専門医の診断を受けるようにし、まずはこの状態からの改善・回復を最優先されることが大切です。過度に不安やストレスを感じている状態であれば、医師のアドバイスに従いつつ、精神状態を安定させるよう努力しましょう。
2、夫婦間における数々の精神的プレッシャー
夫の浮気や妻の不倫をを疑っていたとしても、なかなか切り出せずに不安やストレスを感じているという夫婦は少なくありません。こうした不安の積み重ねもまた精神不安の要因でもありますので、問題を先送りせずに勇気を出して話し合う、もしくは夫婦間で相談しあえるような雰囲気を作っておくことが大切です。浮気や不倫に限らず、例えば夫の仕事がうまくいっていない、会社で何らかのトラブルがあったとしても、そのことを妻に話したり相談する夫は意外と少なく、一人で悩み精神的に追い詰められる男性は多いものです。その結果、うつ病を患って離婚に至るケースもありますので、普段と様子違ったり、おかしいな?を感じたら、積極的に相談に乗ってあげることで、多少なりとも精神的な負担は軽減し、夫婦の絆がより一層深まるものです。
3、日常的な会話で不安やストレスを軽減
相手の浮気や不倫を疑うと、それを誰にも相談できず、一人で考え悩むことで、どんどんその不安が大きくなり、知らず知らずに心理状態が不安定になります。実際にうつ病になって医師の診断を受けると、医師の見解としては「別れなさい」または「大きな決断はしない様に」と二分するようです。既に通院されている方は、医師の指示に従う様アドバイスします。残念なことに、うつ状態に陥ってしまいますと、人の意見に耳を傾けられる状態でないことが多く、ほとんどの相談所ではお断りされていますので、そうなる前に何らかの対処が必要です。
浮気や不倫、仕事のストレスだけではなく、例えば子育て世代ですと子育てに対する不安、子供が言うことを聞かない、など様々なストレスに苛まれます。それを軽減できるのは、やはり夫婦間の会話です。特に女性は他愛もない会話でも「誰かに聞いてもらいたい」という気持ちが強いので、仕事で毎日遅く疲れているのも理解できますが、妻の話に耳を傾けてあげるだけでも精神的な不安は軽減できます。もちろん妻だけでなく夫に対しても同様に、普段から話をしやすい雰囲気を作っておけば、いざ話し合いをしたいときに、気軽に会話ができるようになります。「会話をするのが面倒」という状態が続くとますます話し合いができなくなり、それがストレスになることを念頭に置いておくと良いでしょう。過去記事夫婦関係を良好に保つためのマニュアルも参考にしてください。
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