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亭主関白な夫と上手く関係を保つコツ!?
最近は「亭主関白」という言葉を知らない若い方もいるようですが、 “家庭で「俺が一番偉い」と思い込み、妻を従わせる夫”というのが亭主関白のイメージでしょう。何時に帰宅しようと妻が温かい食事を出すべき、出掛ける時には靴下が揃えて準備しているべきと考えている夫です。「亭主関白」が夫のあるべき姿と思い込んでいる男性は、育った環境、親の夫婦のありようなどが影響している場合が多いです。妻も働き、夫も家事や育児参加する家庭が当たり前、ましてや自分のことは自分でするのが当たり前の現代との感覚のズレに気づいていません。これが当然だと思っているので、自分のせいで妻が大変な思いをしていることなど、気づくワケがありません。
1、真っ向から反論・抵抗は逆効果
亭主関白な夫に従わされる生活が苦痛な妻は多いでしょう。
共働きや子育て中の妻の場合は、思い通りに時間を使えない中で夫のさまざまな要求に応えて行動しないといけないと言う点で、さらに苦痛が増すでしょう。しかし、「亭主関白」があるべき姿と思っている夫は、男の方が偉いと思っているのですから、妻が真っ向から反論や抗議をしても受け入れられるワケはなく、「私はお手伝いさんじゃないのよっ!」などと言おうものなら、逆に激しく怒って事態を悪化させます。こんな夫と上手くやっていくためには、まず、あなたが考え方を変えてみて下さい。夫が「ああしろ、こうしろ」と言いそうなことを、「先回りしてやってやろうじゃないの!」と思ってみると、従わされている状況から、こっちが先手を打っている状況に変えることができるのです。
2、物理的な支配は亭主関白ではなくDVやモラハラ
ただし、もし、あなたの夫が精神的暴力や身体的暴力であなたを支配しようとしているのならば、それは亭主関白ではなくモラハラやDVです。モラハラの場合、あなたが精神的に支配されてしまっている場合もあるので、モラハラや暴力のコラムも参考にして、あなたの夫が取る行動が、亭主関白の範囲なのか、モラハラや暴力夫なのかを客観的に考えてみましょう。明らかなハラスメントと判断される場合は、身に危険が及ぶ前に然るべき行動を取る必要が出てきますので、早めに専門も相談機関に相談するようにしましょう。
【参考記事】
3、夫から「ありがとう」という感謝の気持ちを引き出させる
夫の先手を取って、家事や世話をするようになれば、家の中の実際の主導権を握ったも同じこと。従わされているのとは大違いです。
「靴下を出しておかないと怒られるから出しておく」のではなくて、「私が靴下をだしておかないと、会社に行かれない人に、靴下を出しておいてあげましょう。」と思って、出しておくのです。あなたがご主人のために色々とお世話をしてあげていることは、ご主人の身なりや様子に自然と表れているハズ。会社では、きっと「できた奥さんがついている」と思われていると思いますよ。あなたがご主人の株を上げているのです。
とは言え、そこはご主人にも気づいて欲しいところですよね。「ありがとう」の一言を言ってもらえれば、かなり報われます。「ありがとう」を言わせるためには、あなたからもご主人に「ありがとう」や「お疲れ様」を言って下さい。亭主関白夫が妻に「ありがとう」を発するのはハードルが高いとは思いますが、きっとあなたに感謝の気持ちを抱くことでしょう。
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