夫婦関係修復や夫婦問題の解決なら離婚カウンセラー「鈴木あけみ」の夫婦修復相談

夫婦関係を改善するのスキンシップの取り方

時には下手に出て持ち上げることで思いもよらない反応が!?

1、感情むき出しで言い合うような喧嘩はしなくなる傾向

skinship01夫婦関係でお悩みを抱えているご夫婦に共通する代表的なケースに、「夫婦間での会話がない」ということが挙げられます。若いご夫婦は、双方で言い合いの喧嘩をするケースが比較的多いのですが、40代以降ともなると感情むき出しで言い合うような喧嘩はせず、互いに無視したり、同じ空間に居合わせないようにしたりと、それ以上ストレスを感じないようにする傾向があります。相手に対する不満を直接言うのではなく、不満をどこかで発散してこようとしたりするケースです。喧嘩して怒ったご主人(奥様の場合も)が無言で部屋を出て行ってしまう、はたまたどこかに出掛けてしまうなど、人によって取る行動は様々ですが、そうした場面に出くわしたら、決して追いかけたりしてはいけません。自分自身で感情を何とか押さえ込もうとしている状況下で、追いかけて文句などを言った日には、手を上げられる(暴力)恐れもあるからです。

2、時には予想外の反応を示してみよう!

互いに無視したり、「女のくせに」などの言葉の暴力は、モラルハラスメントの記事でも取り上げたように、昨今非常に増加傾向にあるDVの一種ですが、口喧嘩の場面であれば、言われたくない言葉は言われたくない理由をしっかりと伝えることも重要です。感情的になって言い返したりすると、ますます溝は深まってしまいますので、相手が調子に乗らない程度に下手に出ることも必要です。例えば、夫にお小遣いの増額を求められた場合、多くの奥様は「一体、何に使ってるの!?」とか「そんなにあげられない」といった具合いに、否定から入ることが多いと思います。夫からすれば、「言いにくいなか意を決してお願いしたのに・・・」っとフラストレーションの原因になるわけですが、そんな時には逆に求められた金額以上に「○○円で足りるの?」などと返すと、多くの男性はそれ以上を求めなかったりします。これに味を占めてしまうのも困りものですが(苦笑)、時には予想外の反応を示すことで、急に距離が縮まることも往々にあります。

3、感情vs理屈を成立させるトークスキンシップ

肉体的なスキンシップの機会が大きく減少しているご夫婦についは、日常の会話が非常に重要になってきます。女性は何事も感情的になって否定から入ってしまうケースが多く、男性は理屈や理論を押し通そうとする傾向にありますので、互いにどこまで歩み寄れるか、日ごろの会話によるスキンシップで探り合いをして、こういう言い方をする時は何を求めているのかを察知できるようになると、夫婦関係が一層悪化することを防げるかもしれません。上述のとおり、予想外の反応を示すことで、相手からも予想外の行動を引き出せる可能性が高まります。それまではつらい思いをすることもあるかもしれませんが、そこはグッと堪えて、ひと呼吸置いてから大人の対応と言葉のスキンシップを図るようにすることで、互いにストレスを感じることも少なくなると思います。

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