離婚したくない・・・

離婚したくないという方の問題の解決には法は必要ありません。
別居していても離婚したいという気持ちを「しなくてもいいか・・・」という考えに変えることにどこで法が役に立つのでしょうか。法的な対応をとって益々相手を頑なにしないために冷静になって対応することをお勧めします。

相手の気持ちを取り戻すための有効な方法や考え方は過去15年の実績に基づき夫婦修復カウンセラーの目線で的確な対応をお伝えします。

別居に至るまでの経緯で異なる対処方法

別居中の離婚したくない方の取るべき有効な行動は以下の通りです。
参考になさっていただけると嬉しいです。

妻が実家に帰ってしまうというパターン

妻が離婚したくないのに自ら家を出て実家に帰ってしまうケースは、今すぐご夫婦の住まいに戻るべきです。帰って下さい。離婚したいと言われて出て行ったら、その行動から、離婚を了承したと思われてしまいます。よくある間違った考え方は妻に出て行かれ一人の生活に寂しさや不便さを感じて反省して夫が迎えに来てくれると信じていることです。離婚まで考えて宣言した夫は、そのような思いにも及びませんし行動は取りません。

夫が勝手に出て行ってしまったパターン

夫が勝手に出て行ってしまったケースは妻の了承なしに離婚を切り出してから早々に出て行った場合、浮気していることが多いです。実家に帰ってしまっている夫もその傾向にあります。そうでない場合は離婚への強い意思表示やそれまでの生活が余程の苦通があった可能性が高いです。
しばらくは連絡をとらずそっとしておくことも相手の気持ちを和らげる得策ではないでしょうか。その裏で夫の気持ちを理解し反省し嫌われたことを改善をしましょう。これが修復への第一歩です。

夫が勝手に出て行ってしまったパターン

ご夫婦で話し合いのうえ合意して別居したケースは、月に1～2回のペースで今後についての話し合いの機会を作りましょう。その時に相手の気持ちを気にしすぎておどおどしたり、自分の離婚したくない気持ちばかりを押し付けては別居解消とはなりません。

お子さんがおられる方は、子供さんとの面会という目的でお会いになりやすいのではないでしょうか。お子さんだけが別居中の夫に会うということも父親の自覚や子供への責任感を再認識してもらうためにはとても大事なことですので、積極的に面会をさせてあげましょう。

夫側の過失で別居しているケース

最後に夫は離婚したくないのに妻が荷物と子供と一緒にある日突然いなくなってしまったとうケースについて述べさせていただきます。

そういったケースの殆どは夫側に大きな過失があります。例えば、暴力や精神的・経済的なDVなどで、ご自分ではその非に気が付いていない方が多くおられます。そういう夫ほど何かしなければ、すぐ対応が必要と思い込んであれやこれややりすぎてしまい返って妻に恐怖心を与えてしまいます。心に余裕を持ち、自分のしてきたことが間違っていたという認識をもち改善の必要があります。

自信を持って自分は改善できたと思うタイミングで連絡を取ることをお勧め致します。稀に妻が親離れ出来ていず、両親の指示や脅しにより行動しているケースもあります。このケースの対応は非常に難しいですが、やれることはあります。

他にもたくさんの別居のケースがあると思います。
続きは個別の相談でさらに詳しく説明させて頂きます。

お気軽にご相談下さい。お待ちしております。