COLUMN

離婚したくない・・・

離婚回避のための行動

離婚回避とは、離婚にならないように不都合な事態を避けることです。夫婦修復とは厳密に言うと状況が違います。

離婚したいと思わせないことが離婚回避の根本的な問題なのですが、もうすでに「離婚したい」と言われている方が殆どなので、それ以上は悪化させないことが重要です。

離婚回避は物理的な困難と捉えています。ですので、「離婚届」にサインしない、「離婚するって言ったよね」と言われないために離婚に合意しないことで、離婚回避は可能です。

そのために一番してはいけないことは、話し合いです。離婚したい方と離婚したくない方が対峙しても、良い方向に纏まるわけがありません。離婚したい側が、どれだけ苦しくて辛くて嫌になったから離婚したいと言うだけです。

それを聞いても落ち込まないで、言うことを真に受けず、冷静沈着な態度を取り上手く交わせればいいのですが、殆どの場合は責められたことで離婚した方が良いのかなと考え始め落ち込みオドオド・ビクビクするようになります。さらに酷いケースでは、離婚したい側が脅迫して無理やりに「離婚届け」にサインさせるというケースもあります。

そんなことにもならないために、話し合いや接触はなるべく避けて頂きたいです。

接触すれば、離婚したい側が常に離婚を取り付けたいために、離婚の話し合いをしたがります。特別な接触をせずとも、挨拶をきちんとして、家事は今まで通りにこなし、必要以上の笑顔や雑談会話は止めましょう。

その裏でパートナーが訴える離婚理由を改善していくことをお勧めします。これは気持ちを取り戻すための行動です。

接触を避けるようにアドバイスすると、「私(僕)のことを忘れないですか?」という質問をされてこられますがそれは全くありません。忘れる訳がありません。

そして、パートナーの方の人格によりますが、偽造の「離婚届」を勝手に出してしまう様な恐れがある場合は役所に「離婚届け不受理申請」をすることをお勧めします。「調停をする」と言われても、調停では離婚になることはありませんのでご安心下さい。離婚したくないと言い続ければ調停は「調停不調」「不成立」となり終了します。

いろいろな脅迫めいた言葉で疲弊してしまう方が多いです。
そんな辛い時期を一緒に乗り越えて行きましょう。
心より応援致します。

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