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子供がいる夫婦の関係が悪化したときに起きる問題
愛し合って結婚したものの、仕事の忙しさや日々の生活に追われてお互いパートナーに優しい気持ちや愛情を持てなくなってしまうことはどなたも心当たりがあるところではないでしょうか。
こんなはずではなかったと後悔の気持ちも生まれてきたりもします。
早期に解決し、すぐ元通りになれば問題はないのですが口を利かなくなったり、なんとなく相手を避けるような些細なことの積み重ねで夫婦関係はどんどん悪化します。
やがて子供に向かって相手への意持ちを伝えたり確認したり、子供がいないと会話さえ儘ならなくなります。
子供に影響を与える家庭環境
家庭の空気が悪い
食卓を家族一緒に囲むこともなくなり、それぞれに笑顔も減っていきます。
どよんとした空気が家の中に漂い、そこにいることが苦痛にさえ感じて来ると子供もその空気を感じ取ります。親が思う以上に子供は敏感です。
ママに笑顔がなくなった、いつもイライラしている、悲しそう、
パパはあまり早くに帰って来なくなった、ともわかります。
それでも目の前で夫婦喧嘩や物を投げるや言い合いなどがなければ、我慢は出来るのです。
子供は不安感でいっぱい
子供の前でいつも罵り合っていたり、子供に相手の悪口を言っていると子供は不安感で心が壊れてしまいます。
パパやママはどこかに行ってしまうのではないか、どうなってしまうんだろうと。
言葉に出せない年齢でもそんな不安感で一杯になっています。
また喧嘩しないでと心配で元気がなくなり体調を崩してしまうこともあります。
いじめや不登校の原因に
小中高生になると、その心の不安定さや弱さから、不登校になったり勉強に集中できません。
親の不仲や離婚問題が友人に知られて、そのことをからかわれていじめの対象にもなります。
思春期のお子さんはとても傷つきショックを受けます。
「死にたい」と言い出すお子さんもいるほどです。
一番の栄養は夫婦円満な家庭で育つこと
子供は学校で勉強や部活・友人との交流は安定した家庭生活があってこそです。
いくつものお習い事や塾通いより、子供にとっての栄養は夫婦仲良く円満な夫婦の下に育つことです。
それによって気持ちが安定し子供はなんの心配もなく思いっきり勉強や遊びに打ち込めるのです。
そんな子供さんの環境や心理状態を理解して、親の問題に子供が振り回されることのないように
思いやりや配慮をしてあげて下さい。
それがご自分にも必ず返ってきますので。
子育ては永遠ではないです。
後悔の無い様に、子供を大切に一緒に子育て期を楽しんで下さい。
円満な夫婦関係を築くお役立ちコラムでは夫婦関係を改善するための情報を紹介しています。
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