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夫婦関係修復専門家から見た「育児」について
毎日話し合って、意見や気持ちのすり合わせをしよう
夫婦関係修復専門家から見た「育児」について
育児とは小学校に入る前の乳幼児を育てることを言うのだそう。
夫婦が「子育て」でトラブルが起きる時は大きく2つです。
ひとつは出産後、妻が子供・子育てに夢中になりすぎて、子供優先の生活になり夫を蔑ろにしたような態度と、夫に感じさせてしまう時です。
夫は妻の愛情を求めているのに、「妻は自分より子供を大事にする」となって妻に不満を持ちます。
なんて幼稚な父親でしょう、と思いますよね。
でも、愛情不足で育った夫にしたら、愛情が欲しくて結婚し、妻にもっと愛されたいからと「子供を作る」ことに合意した。でもその結果自分への愛情が薄れたと嘆き不満に思うのです。
事実、子供が生まれると妻は子供と同じ時間に早々と寝てしまいます。
家に帰ったら、2人でゆっくり話でもしたいと思う夫はそれだけで不満に思います。
そして、子供に赤ちゃん言葉で話す妻を見て、完全に女性から母親になってしまったと失望し、トラブルが起きます。
そうです。
「もう君のことは女性として見れない」
「君には愛情が無くなった」
などと言い出します。
それに慌てて妻が夫に気を使う様になって、事無きを得るケースもあります。
二つ目は、教育方針の違いです。
自由にのびのび育てたいという意見と、早々と英才教育をし塾やお習いことを沢山させてて私学に入れてたいという意見のぶつかり合いです。
そして、思い通りにならない子供に対して、物凄い剣幕で怒る妻の姿に幻滅や怒りを覚える夫も少なくありません。
自分の子供を嫌いになる、大切に思わない親はいません。
でも、妻が夫の愚痴や悪口を幼い子どもに繰り返し言うことで、子供がパパに寄り付かないというご相談も受けます。全く持って、妻の幼稚な行動から招くトラブルだと思います。
子育てをしていると、良い時ばかりではなく当然悩みにもぶつかります。
それは全ての親が同じように抱えることですね。
昨今「子育てのストレス」という言葉をよく耳にしますが、子育てを楽しめるか、苦痛に感じるかはその人の気持ちひとつではないでしょうか。
楽しんでいるかたも沢山おられます。
自分が望んで産んだ子供を愛おしいとか大切だと思う気持ちが大切なんです。
また、小さいお子さんだけでなく、小学生・中学生のお子さんをお持ちの方からのご相談も沢山お受けしています。
夫婦関係が悪化すれば、当然その被害を被っています。
不登校・いじめ・病気・不良化・犯罪など、それが原因だと思います。
私はどんなに立派な教育より、子供に一番必要なのは「夫婦関係が良い家庭で育つ」ことだと思っています。
どんな小さな子供でもそれを感じ取ります。
親になったと自覚を持ちましょう。
子供への責任があります。
仲が悪ければ仲良くして下さい。
夫婦や家庭内で生活の基本「挨拶」をしましょう。
もし、子供さんに問題が起きたら、自分の問題だと心得ましょう。
それが子育ての本質です。