COLUMN

離婚したくない・・・

両親への相談について

両親への相談はお勧めしません。その理由は自分の子供の問題を客観視出来ない人に相談しても問題解決出来ないからです。ご自分の両親に相談すると、まずは娘・息子のことを優先に考えるので偏った見方が往々にしてあります。

そして夫婦の問題が両家の問題に発展し大きな諍いになるケースも多々あります。揉めている段階でご相談してもご両親は心を痛めるだけです。

また、夫婦のことは夫婦にしか分からないことだらけだと思います。生活の細かい行き違いや夜の生活のことを相談しても、親にも心労を掛けるだけではないでしょうか。

それぞれの結婚観

パートナーの両親に相談すると、最初は熱心に聞いてくれていても最終的には自分の娘・息子が可愛くて自分の子供への味方発言が多くなってしまうようです。
さらにはそのご両親の結婚観も大きく影響します。「嫌な相手と一緒にしても仕方がない」「嫌ならいつでも帰って来なさい」という様な離婚容認型のご両親もおられれば、少数派ですが「離婚は絶対に認めない」と離婚否定型の方もおられます。相談して初めてその結婚観に驚く方も多いです。

親離れ・子離れとは

結婚は親元から自立することです。夫婦間で問題が多いご相談者様の殆どは親離れ・子離れ出来ていないです。そこにも大きな問題を感じます。親離れ出来ていないと、パートナーより親の方向を見てばかりで、親の言いなりになったり一番最初に相談したりしょっちゅう連絡を取り合っている関係性があります。

また親からの影響を受けすぎて妻や夫になり切れていない方も多いです。要するに恋愛関係から抜けきれない、夫婦なのに同居人状態で暮らしている方です。親との関係が夫婦関係の悪化を招いています。そのような子離れできていない親が客観視出来るはずもないですし、相談しても有効なことは少ないです。

話し合いはさらなる悪化を招く

いろいろな方、例えば親兄弟・友人知人・会社の先輩や同僚へ相談すると大体の方が「良く話し合いなさい」「きちんと自分の気持ちを伝えた方が良い」と
アドバイスされますが、それが間違いです。さらに悪化させてしまいます。

相手が我慢の限界が来て勇気をだして状況を考えて「離婚したい」と言ったのです。要するに一大決心したのです。そこに達するまで、相手の行動・言葉・仕事の兼ね合い・周りとの関係・自分の体調・時期など様々なことを考えて発言した「離婚したい」です。自分の気持ちがどれだけ離婚したくない気持ちや反省や言い訳めいた言葉を言われても、それを素直に受け入れる段階ではなのです。ますます夫婦の間に距離や溝が出来てしまいます。

数多くのご相談を受けて来た経験から有効なアドバイスを提案致します。
専門家のワタクシたちにご相談くださいませ。

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