COLUMN

離婚したくないコラム

パートナーの浮気

浮気は罪深く、してはいけないことです。
過去15年のご相談で得た重要だと思う以下3つをお伝えしていきます。

夫の浮気

まず1番最初にお伝えするのは、「浮気した夫には妻との間に“ある傾向”がある」です。ご相談で一番多いのはやはり夫が浮気した妻からの修復相談です。

男性の浮気は性差からくる本能が影響していると思いますが、それに歯止めを掛けるのは良好な夫婦関係です。浮気をした夫の言い分は「妻に大切にして貰えなかった」「妻に虐げられて辛かった」と仰る方が殆どです。身勝手な言い分にも思えますが、言い換えれば妻に大事にしてもらっていたら、その妻を裏切りたくない泣かせたくないという気持ちが歯止めになって、浮気願望があるにしろ浮気には発展しません。

“ある傾向”とは夫婦関係が悪いことです。夫の心ない言動が先なのか妻の悪態に幻滅してなのか夫婦の間が上手く行っていない、そんなご夫婦間の傾向を顕著に感じます。浮気されたら、まずは浮気を責めるのではなく、ご自分の態度や言葉がどうだったのか立ち止まって見てみましょう。きっと解決のヒントが見えてきます。夫の浮気を責め立て認めさせ謝罪させようと考える妻が少なくありませんが、夫婦関係が良好でないとそれはあり得ません。さらに夫婦関係が悪化してしまいますので、お止め下さい。

浮気を許す

次は「浮気を許せる人と許せない人がいる」
本当に浮気が許せない方は、浮気が解った瞬間に四の五の言わずにさっさと離婚します。でも修復したいとご相談に来られる方や、浮気を止めさせたいとお考えの方は現実を受け入れておられる方です。その事実をしっかり認識することで、修復へと進んでいけるのです。いつまでも夫を恨んだり憎んだり文句を言っていると、夫はいつまで経っても妻の方に目を向けようとしません。確かに浮気されると苦しいので、立ち直るのにも時間やエネルギーが必要です。立ち直り、切り替えが早い人ほど夫婦修復も早いです。いつか、浮気くらい・・と思える日が必ず来ますから、それに向かって乗り越えて行きましょう。

妻の浮気

最後にお伝えするのは「夫より妻の浮気の方がより罪深い」ということです。
現代では夫妻共に働く、共働き家庭が殆どです。夫婦間にトラブルが起きると妻側も夫への仕返しとして浮気したいという方が珍しくありません。浮気や夜遊びなど、夫婦は同権だから自分がやっても悪いとは思わないと妻たちは主張されます。しかし現実に妻に浮気された夫の怒りは物凄く強く、許すことが出来ない方が多いです。
そのことから、妻の浮気は離婚になる確率が高いです。そして夫の浮気より妻・母の浮気の方が子供さんが傷つくことが多々あるというのを目の当たりにしてきました。女性の浮気は離婚覚悟でしないと、取り返しが付かなくなるとお伝えしておきます。

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